お姉ちゃんの発熱

　国語の宿題の補講を受けに早起きしたミドリが
「38.2℃ある～。」と言いだした。

　本格的に学校が始まる前で良かったかもしれないと思いながらも、

予定変更をサクサク、連絡する所をチェックしながら、
暑くなる前に病院に連れて行かなきゃ、その前にハナを学童へ…

ともう頭がグルグル…。

　一段落して考えるのは、

母親って「絶対」とか「必ず」っていう約束がしにくいんだよな～ってこと。

　常に予定変更を念頭におきつつ、申し訳ないという気持ちと背中合わせ。


　で、気分を改め、タローデパリを一枚、

　

　よし！大丈夫だね！！

秋は暮れ行く…

　只今パートナー・マサミチは金沢・福井へ出張中。


　ミドリの学校は二期生なので、明日からまた新学期が始まります。
　お休みの間には友達とディズニーへ行ったりして宿題は終わったのでしょうか。

　部活中にトロンボーンを凹まして修理に出したとツイートしましたが、その他にも、学生カバンが破けたとか、服を買ったりとか、

　女の子だからって訳じゃないのでしょうけど、出費がかさみます。
　壊れる時期って何で重なるのでしょうかね。
　
　新しい出発。　
　ああ、そういう風に受け止めればいいのかな。


　

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思春期の想い

　中学二年生ともなれば、生意気でありつつ、口数は減る…
あ、これは今のミドリの場合ですが。

　ペラペラペラペラ良く喋るっていうパターンの子もいると思うので、生意気以外は様々かと。

　普段ゆっくりと話す時間もないし、文化祭後のお休みの今日、ランチに連れ出し（予防接種のついで）ました。

　ゆっくり食べながらだと話すものです。
　家よりはね。ハナがいれば問題外ですから。

　ボソボソと話し出してみると、色々な事を考えています。

　「あれ以来（3.11の原発事故を指す）、日本の魅力なんて終わっちゃったでしょ。だから、海外に住もうよ。日本だめじゃん。」

　「大学行きたくない。」

　なんで？

　「レポート書くのがめんどくさい。」

　………。

　　やりたいことあるの？と聞けば、ない、と答える。

　今の学校では、本当に詰め込みだし宿題多いし、レポートが嫌いというのも、成績で分けられるのが気に入らないって事らしいのです。

　高校生にでもなれば、色々成長するであろうけれど、
まだまだ先も見えず不満も一杯あって、まあいいのではないでしょうか。

　私も実は中学三年の三者面談の時、「進学しないで小田さんの事務所で働きたいです。」って言ったんですもの。あははは。

　先生に言われた事を言われたとおりやっているだけでは、これからの人生上手く行くはずも無く。
　だからしっかり自分なりの意見（不満）をもちつつ、間違っている事には気付いて、相手の気持も察知できる人になりたまえ…

と偉そうな事を言うのはやめて、

　「好きな事を見つけるのは、これからだな～。」

と言っておきました。

　ミドリのこの前の三者面談でも担任には言われましたが、文句を言いつつではあっても、一生懸命やっている娘なので。とりあえず。
　内に一人で不満をためているよりはいいでしょ～ということで。

　口は達者でも、まだまだ親から見たら…幼いのに、
もうすっかり自分は成長していると思っているのですよね。
　私も立派な親ではない分、少しでも好きな事を見つけられるように見守って参りましょうか。

　日本は、まだ、終わっちゃいないはず、なんだけどな。

　
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第５１回東京都中学校吹奏楽コンクール

　とうとうやって参りました。

　毎日毎日練習に明け暮れ、夏休みだというのに休んでいないミドリの初の「コンクール」出演。トロンボーンは人数が少ないから選ばれた…と言っていましたが、それでも本番では出演者として実力を問われます。
　
　今年は「金賞」を目指すそうですが、果たして？
　
　ミドリはコンクールと言えば、バレエで経験していますが、
今回は大勢の一人、ということで気持ち的には少し余裕があるかもしれません。

　でも、やっぱり緊張するかな…。

　最近音楽に縁のある我が家です。
　９日には、小田さんのコンサートだし～（＾ー＾）

　では、私も鑑賞に行って参ります。





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ミドリは１４歳

　先日、中学校に三者面談に行って来ましたが、
学校が遠いので…毎日ミドリは相変わらず忙しくしています。

　夏休みに入ったというのに、お休みは全然ありません。

　８月にある吹奏楽部のコンクールの為に連日部活動に明け暮れています。

　
　三者面談では、取り立てて問題もなく、友達と楽しそうですよ、
と言ってくださった担任の先生。
　昨年と同じ学年主任の人気の男性教諭です。

　「ところで、娘さんは、ご飯食べるの遅い…ですか？」

　といきなり聞かれ、
予想外の質問に、何と答えて良いのか一瞬迷いました。

　「早くは無いです、多分、はい。割と小さい頃から…」

と伝えると、ミドリのクラスの女子のランチボックスで残す率が高いようなのです。

　（え、それは美味しくないからでは？？？）と思いながら聞いていると、

先生はおかずではなく、ご飯の量が少ないのでは？と心配していました。


　家でも茶碗一杯位ですけど、と話すと、

　「そうですか。ご自宅と同じくらいなら良いんです。
　無理に残している風でも（食べたいのに痩せたいからとか）ないので、時間が足りなくて食べられないのかと思ったので。」

と言われました。

　とても生徒の事を考えてくださっている先生だとは思っていましたが、
こんな細かいところまで…と少し驚きました。
　ご飯はおかずが足りないと食べられないと言ったミドリに、

　「ふりかけ持ってきたら？」という先生。
　良かった、成長期の身体の事も心配して下さるんだ～と少し感動でした。

　先生ってそういうものなのかもしれませんが、
家はミドリもハナも、先生にはとても恵まれていると思うのです。

　私も良い先生に出会っていますが、全員ではない…。
　今は少しずつ質が上がっているのでしょうか。
　もちろん、それを考えてミドリの学校選びをしたとも言えますが…
やっぱり色々な先生がいるらしいですので。相性もありますから。

　家では言葉数が少なくなったミドリ（眠くてしゃべれない部分もあり）ですが、
本日、１４歳になりました。ハッピーバースデー！

　この点も相変わらず、子持ちに見られない母っぽくない私です。
　それでもしっかり年は重ねておりましてね…実年齢は不詳（ばれてるか）。
　毎日５時起きお弁当作りをしているんです、これでも一応。

　体力もつけなくちゃ、まだまだハナはギャングですから。


　只今、福井、金沢、岡崎へと出張行脚をしているパパは居ないけど、
今日は何を食べようかな～と思案中。
　ハナは、「いつものカルボナーラ」と言ってましたけどね、

　あなたの誕生日ではありませんよ～。


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吹奏楽部演奏会

ミドリのトロンボーンを購入したお話を以前書きましたが、

定期演奏会が日曜日行われました。


　ミドリの中高一貫校では、ただいま6期生が入学してきて、とうとう全学年が揃いました！！

　つまり、吹奏楽部も結成5年目。
　そして定期演奏会は4回目だそうです。

　普段は、学園祭やコンクールなどを目指して練習するのですが、
この定期演奏会は、いわば保護者の為のもの。
　日頃の成果を見てください…的なものなんです。

　今回は、学年期末試験が終わった、さあ練習だ！となった矢先に大震災が起こり、練習が全く出来なくなりました。
　実際に発表までの練習期間は3週間。毎日よく頑張ったなと親として見ていて感じてはいました。
　学校も遠いせいもありますが、帰ってきてバタンキュー。　
　一日も休みがありませんでしたから。

　発表の日は、別の心配もありました。
　ええ、ハナが静かに観ていられるのかどうか…。
　パパは金沢方面へ出張中でもあり、私の姉と3人で行って来ました。


　いや、もう。
　10曲近い楽曲に、なんとディズニーの「ファンタジア」の音楽をバックに（もちろん生演奏）生徒達がブラックライトを使って劇中劇をしたのです。全部用意をしたのも脚本を考えたのも高校生達。
　うちのミドリも黒子で参加していました。

　途中、高校3年生へ感謝の言葉を送ったり、一人ずつ送り出したり、
実際に結成5年目でありながら、コンクールでもかなりの成績を貰っています。だから演奏もすばらしいのです。

　とっても感動をもらいました。
　そして震災の為に中止になっていた催しがあったのですが、
そこで指導をしてくださる予定だった「センダイフィルハーモニー管弦楽団？」のパーカッション担当の方が急遽かけつけて一緒に演奏するものもありました。
　震災当日からの仙台の様子もお話して下さいました。


　大人も子供も、日本中が価値観を変えるときだったのでしょう。

　それはともかく、
まあ、手前味噌といわれてしまうかもしれませんが、

１０代って、こんなに凄いんだ！！ってびっくりさせられました。

　元、フルートを吹いていた私の姉が、
「技術力高いねえ。」と誉めていましたから。

　あ？ハナですか？
　音楽が好きなだけあって、ちゃんと見ていましたよ。
　トトロの音楽では、本当にトトロのキグルミが来るし、
リトルマーメイドなど知っている曲も多かったので。

　いや～、疲れている心も癒された気分です。
　みんな（先生も含め）お疲れさまでした～。

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寝不足な日々

　吹奏楽部の定期演奏会を控え、
連日の忙しさ（宿題もあるし）と細々とした用事（交換ノートかっ？）などで寝不足が続いているミドリ。

　相当疲れていると分かっていた母は、

　「15分寝るから起こして」とミドリに言われても起きれないだろうと予感（っていうか確信）していた。

　15分経って、ハナにお姉ちゃんを起こしに行かせるが、全く動かず。

　少しして、

　「ミドリ！！起きないの？いいの？」

　と聞くと、

　「あと、15分したら…ムニャムニャ…。」

　まあ、無理だろうな～と思いつつ、15分経過後、再度起こしてみる。

　「どうするの？起きないの？」

　「うーん。」　「いいの？宿題大丈夫？」

　「うん…。」

　「あ、歯を磨いてないでしょ？」

　「んーーー！うるさいっ！！」


　と思ったとおり逆切れされました。
　しかし、ミドリの場合睡眠が深いので、起こしてもどうしようもない。
　眠いのは分かるし、もう放っておきました。

　ハナは、

　「お姉ちゃん、歯、みがいてないよ。駄目だよ。」と言っていますが起きないし。



　そして、翌朝、
ミドリは常に早く寝た時は4時起きしたりして勉強してます。
　そうしないと何せ学校が遠いので…。
　早く寝て早く起きた方が良いよ、というアドバイスをしてきたのと、眠気に耐えられない結果の習慣でしょう。

　でも今朝は、5時半過ぎにまだ寝ていました。

　「朝だけど？」

と起こしてみると、暫くボーっとしたミドリ。

　「あれ？何で寝ちゃったの？？？？？？？歯も磨いてないじゃん！」


　それは眠いから寝たんだろうに。


　
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トロンボーン購入

ふっと誰かの事を思い出すって事は誰にでもありますよね？

　つい先日、私のお気に入りのソファーが何個買えるの？と思わずには居られない高価な物をミドリが手に入れました。

　写真撮って置けばよかった…滅多に見られるものでもないのに。


　え？
　あ…私は縁が無いもので、すみません下世話で。


　ミドリは一年間、厳しい吹奏楽部（楽しいらしいです）でトロンボーンを借りて練習していました。
　いつかは買うのかも…と考えてはいましたが、突然

　「学校の楽器が壊れて、定期演奏会に間に合わないからさ、買って。」


　…。

　…。

　簡単に言うなって。


　ま、バレエ辞めているし、一生懸命芸術にいそしんでいるのだし、

ということで、

　銀座のヤマハに行って来ました。



　たまたまなのですが、私の友人の義弟がトロンボーン奏者でして、
昨年12月に銀座のヤマハホールでその彼のコンサートが催されていたようです。

　色々丁度私生活が大変な友人だったので、しばらく連絡していなかったのですが、メールしてみると、震災の時に私にメールをしたけれど届かなかったと言う事でした。

　友人はピアノの先生。
　彼女の家の近くに桜が咲く大きな公園があって、ハナを連れて遊びに行く事になりました。
　友人も話したい事が沢山あるみたいです。
　
　誰かが、ふっと浮かんだ時は、直感にしたがって連絡してみた方が良いですね！
　こういう事で、自分に正直に今を生きている感覚が養われていく気がします。

　ああ、そうそう。
　トロンボーンって結構大きいんですよね。
　
　滅多に触れるものじゃないので…写真撮っとけば良かった。
　ずっと学校に置いてきちゃうし～。


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新しくて古い親友

　先月、友人にお誕生祝いメールを送った。
　友人は私の誕生日にも必ずメールをくれる。
　でも、ここ何年も会っていない。

　彼女との付き合いは、かれこれ…え～っと、
幼稚園時代の4歳の時からになる。あ、今のハナと同じ年。

　そのときに非常に仲がよかった訳ではない。
　中学校で再会して、彼女の方が私の事を良く覚えていてくれた。
　私は学区外の小学校から来て知り合いもいなかったけれど、だからすぐに友達も出来た。

　同じクラスになったのは中学1年だけで、あとは別だったのに、
その後も全然違う進路になったのに、ずっと縁は続いている。
　ベタベタ一緒に行動するわけでもなく、でも気が合った。
　私は4月彼女は9月生まれの同じ19日生まれで、
今回のメールに丁度半年ごとのお知らせメールみたいだね、と書いてあった。

　私は小さい頃から不思議な事が好きで、そんな時代の友人なので、私がヒーリングなどを勉強していると言っても「へえ。」と受け入れてくれていた。
　以前彼女にヒーリングをしたことがあった、と彼女からのメールに書いてあって、彼女は何か上手く行かない事があると参考にしてくれているそうだ。
　私はヒーリングをしたことも記憶に殆どない。（拘らないスタンスなので覚えていないのです。）言われて思い出しだけど。

　でも人間関係で悩んでいたときは良く相談に乗っていたな～、そういえば。
　旧友とは会えば直ぐに話が盛り上がる。
　でも本当に彼女とはいったい何年会っていない？あ、結婚式以来だから5年？

　
　最近、ミドリが時々ぼやく。
　「どうしたら、親友が出来るの？」と。

　ミドリは誰とでも打ち解けられるようで、決まって仲良しという友人が小学時代にはいなかったようだ。今でも仲良しの友達はメールをし合っているけれど、親友とは呼べないのかもしれない。

　親友って何だと思うの？と聞いても分からないようなので、
「その子の事を、成績が良くても悪くても関係なく信頼出来て、
自分の事も話せて、何かあったときに本当に心配してあげられるような相手とか。」などと話しながら私も難しいな～と思った。
　
　ミドリは、まだまだ相手の成績がどうのこうのとか自分と比べてどうだという話が多くて、精神的には幼い気がする。
　おばあちゃんが骨折して入院したと聞いても、想像力が膨らんで（自分が痛い！）という表現をする。

　親友は作ろうと思って出来るものではないし、
まず、その友達を自分が本当に好きかどうか、という部分が始まりだと思う。好きだから分かりたいし、好きだから助けてあげたい。
　
　その辺が、ミドリはまだ分からないようだ。
　でも、大切な友達は一生の宝。だから頑張って考えて欲しいなと思う。

　そんなミドリに、好きな男の子はいつ出来るんだろう？
　まあ、いいけど。

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ミドリの三者面談

　初めての事ばかりの中学一年生であります。

　昨日は、初の三者面談。
　ミドリは担任の先生（男性）が４クラスの中で一番面白いと気に入っているようですが、親からすると、まだ裁量は見極めきれません。
　でも生徒に好かれる先生なのは何よりです。

　成績の話は一切なし。
　生活全般と家庭での様子。
　そして、生徒の学校生活の感想などを聞いて様子を観察しているようです。４０人も生徒がいるので、先生も把握するのは大変かもしれないけれど…そこは先生、頑張って頂かないと。

　面白かったのは、私たちの前の親子。
　ミドリと仲良しの女の子のママさんが一人で面談をしていました。

　出てきた時に挨拶をし、「娘さんは？」と聞くと、

　「ええ、今日はちょっと家で待機してるので…。」

　？？？
　三者面談で待機？もしかして具合でも悪いのかな？とミドリと話していたのですが、翌日判明しました。

　どうやら、ママの勝手な判断で娘には宿題をさせて一人だけ面談をすれば良いわ、と考えたそうな。
　担任は子供からの話を聞くのも必要だったので、結局夏休み後に生徒と二者面談をすることになったそうです。
　気持ちは分からなくもないのですが、
宿題の量が半端ないので、少しでも部活の無い時にやらせてしまおうと思ったのでしょう。

　でも…三者面談と書いてあるのに…なかなかの判断です。
　ミドリによると、お家に遊びに行ったときもボケを連発して（言葉が悪くてすみません；）面白かったとか、学校では箸入れの中に「お箸」が入っていなかった事があるとか、話題に事欠かないママのようです。
　
　でも、箸なら私だってやりかねないですけどね。
　子供の噂になるママ。良い味出してます。

　私も色々、気をつけよ～う。