レベル７…余震

　原発について、あまり書く時期ではないのかも。

　1ヶ月前から事故評価を「レベル７」を認識していた…というようなニュースを聞くと、そうだろうなと思うと同時に、＜何とかして穏便に、問題を隠す（隠蔽）、分からなければ良い＞というお偉さん方の思惑を感じます。
　目に見えないから、放射性物質のことなんて数値を幾らでもごまかせますけど（今そのようなことはしていないと思いますが）…お年を召したトップの方々がお亡くなりになってから、この問題の本質が出てくるかもしれないのです。その辺り、特に男性は乳幼児への危険性を心の奥で本当に理解しているのかな～と思わずには居られないのですよ。


　もし、私が海外生活をしていて、福島原発事故と同じような事が近くで起こったら日本に帰るのかな？と考えたとき、多分帰るだろうな～と思いました。

　同じように、ハナの同じクラスのお友達のうち、ハーフの子達がみんな長期お休みをしています。多分（確認していませんが）お国に帰っているのではないかと思います。
　中国人ママの子が2名、韓国人ママの子1名。
　ハナの仲良しのお友達も、ずっと来ていません。

　「今日もＥちゃん来なかった。」と言います。
　何だか私まで寂しくなって来ました。

　先日、Ｅちゃんのママと話したとき、
　「中国に帰って来いって言われているけど、パパだけ残して帰るのもねえ…。」と言っていたのですが、やっぱりね。

　日本人でも乳幼児の母子は結構「疎開」しているようですし。
　
　私が「原子力」関係の職場に勤めたことはどんな意味があったのかなんて考えてみたとき、少なくとも、あの組織がどんな風に（まとまりなく）機能していて、どんな風に会議をして…というイメージは残っています。

　平和ボケの世の中で本気で危機対策をしていたのだろうかとか思う人も少なくないと思いますが、形だけは色々な組織が色々な準備をしているように見えて（見せて？）いたのです。
　結局機能していないわけなのですが。
　
　だって多分、こんなことが起こるなんて誰も思ってない。
　思っていたら原発作るの怖いですもんね。

　反対運動している人たちだって、今現在何も出来ない事に無力感を感じているのでしょう。
　
　ほらみたことか…なんて言ってる場合でもなく、
事実を公表して、保身を考えて動けなくなる方々を何とかして頂き、実際に危険の中で働いている方々の環境を守りながら、

　日本人と、そして日本の土地を守らなければ！！（そして地球を）

　大地震のとき、街中で被災した人達は、都会の真ん中で他人同士が手をつないで丸くなって座っていたそうです。
　これが、きっと、
本当に私達に必要なことなんだと想います。

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