ハナ、大成功！の巻

　この数週間で、突然ハナが色々な事を自分でやりたがるようになった。

　「自分で！」と強く言っていたお姉ちゃん・ミドリの時もそうだった。


　服を着替えるにも、

　「ママ、しないで！」

と言って、一生懸命着替えている。

　ちゃんと手と首が出ている時は、びっくりする。
　もちろん、後ろ前が反対とか、同じ所に右左の足を入れて、「キーッ！」と怒っている事も（よく）ある。

　でも、自然に自分でやりたがるようになるのだな～と感心していたら、私が冬で放棄していたトイレトレーニングであるが、子供番組やベネッセの教材DVDに感化されてもあるのか、

　「トイレ行くの！」

と言っては、便座に座りたがる日々が続いていた。
　タイミングが合えば、おしっこは出来る日もあった。

　「うんち」はまだ先だろうなーと思っていたのは、出た後に教えるようになったけれど、出る前というのはなかったから。

　今日、私が洗濯物を取り入れていると、ハナがお姉ちゃんに、

「うんち、出る。」

と言ったらしい。

　トイレ連れて行っていいか？と聞かれたのでお願いした。

　私が戻った時は子供便座に座ったハナが、

　「出ない～。」と言っているので、


　じゃあ、降りようね、と言うと同時に


ぷ～、とかわいいおならが。


　お、さては…と思い、

　「出る？」と聞くとハナの顔が赤くなっていて、いきんでいる模様。

　　
　で、結果。



　大成功！　


　こういう時は、大げさに誉めて喜んであげた方がいいそうだし、
私も本当に嬉しかったので、部屋で大騒ぎをした。

　ハナは、とてもとても嬉しそうにしていた。


　ああ、こうやって子供は育っていくのだなあ…自分もそうだったのかなーと思いながらも、二人目で適当な育児な私だけど、トイレと食育は悩みの種になりつつあっただけに嬉しい。

　一進後退しながらも、歩んでおくれ子供達。

　親がキリキリしなくても、子供なりの成長ってあるんだなーと実感。
　ま、もう少し、何もかも触って破壊する行動は押さえて欲しいのも切なる願いだけど。