ちょっぴりスピリチュアル・ 素顔のアリアな日常
精神世界と仲良しな、ファミリーの日記 サイキックなクマ系パパと おっちょこちょいな15歳のお姉ちゃんミドリ(ペンネーム?)と ギャングエイジな6歳児・ハナ(ブログネームなの)と暮らすママの日常生活
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確かなこと
先日ミドリの集めているカードゲームが一冊行方不明になって、見つかった…話の続きの話。
今、我が家はパパが出張中である。
早くご飯を終えて、早くお風呂に入って、寝かせるまでが必死である。
そんな折、一本の電話が入った。
ナンバーディスプレーに名前が出ない。
でもご近所らしい番号ね、と思いながら受話器を取った。
「もしもし…私、お嬢さんの学校の…。」
ミドリの同学年の子のママだった。
無くなったカードを拾ってくれた子のママだった。
実は、カードケースは見つかったのだけど、中身は殆ど抜かれていた。お財布を落としたようなものだな、と諦める気持ち同様、やっぱり戻ってみると空け空けのケースは物悲しいものがあった。
それでもミドリは、余り何も言わなかった。
「あの、カードの事で、大切なお話があるのですが…。
これからお伺いしてもよろしいでしょうか?」
既にPM9:00近かった。
気づけばママの声は、涙声に聞こえた。
そのお宅にも偶然にもハナと同じ月齢の子がいる。
それでも、お話に来る、という事は…。ただ事ではないだろう。
待っている間、私は色々考えた。
何のお話かは聞いていないが、大体予想はついた。
ミドリに伝えると「何で来るの?」と驚いていた。
私は、相手の親の気持ちを考えると、かなり苦しくなっていた。
ご両親を伴って、ミドリのお友達がそこに居た。
まず、声を出したのは父親だった。
とても固い表情をされていた。
「申し訳ありません。」
深々と頭を下げられた。
父親は、詳細なお話を伝えてくれたが、母親が様子のオカシイその子が夕方から話し始めた内容にショックを受けて父親に連絡をし、親子でじっくり話し合ってから我が家に来てくれたようだった。
父親は急いで会社から帰ったとの事だった。
話を聞くのも切なかったが…きちんと対応して下さるご両親の姿勢は素晴らしいなと思っていた。
カードケースが無くなった当日、その子も一緒に探してくれていたとミドリは言っていた。
次の日、隣のクラスのその子が「カード見つかったよ。」と駐輪場に落ちていた話をしてくれた。
そしてケースは帰ってきたが、カードは殆ど抜かれていた状態だったのだ。
父親の話によると、置いてあったカードを見たその子は、(どうしても欲しい。)と思って一旦家に持って帰ってしまった。
次の日、悪いことをしたと思ったので、見つかったよと伝えた。
でも、欲しいカードがあったので抜いてしまい、束にして机の引き出しにしまっていた。
私はすぐに、その子に「良く自分から話が出来たね。」と伝えた。
すると母親は泣き出しながら、
「私が問いただしたからなんです。
実は先日、学校でこの子もある物を失くして嫌な思いをしたばかりだったんです。それなのに…こんなことをして、私もショックで…。」
持ち歩いていた家の娘も悪いので、それは家の子にも責任がありますから。
「男の子の間でも、カードが無くなる事が多いらしくて、その話も聞かせたばかりだったのに…本当に申し訳ありません。小さな地域の事なので噂が広がって友達が居なくなることを覚悟の上でミドリさんに謝りに来るようにと伝えました。」
えっと。そんな風に言ってしまうと…この子だって今とっても苦しくて辛い思いをしているだろうから。
母親は相当混乱していたのだろうと思う。その気持ちは分からなくはない。
本当にもう、私は苦しくなってしまった。
申し訳ないけれど。
だって、こういう時って、取ってしまった子供と両親の方が、絶対に辛いに決まっている。
ミドリは帰ってきたカードをみて嬉しそうにしている。
再び私はその子に話しかけた。
「黙っている間、辛かったでしょう?
でも、良く話してくれたね。ありがとうね。
もう、しないもんね?」
「はい。ごめんなさい。」
そしてミドリにも謝ってくれた。
ミドリも、「うん。」と言っていた。
3年生のする事。ちょっとした好奇心も強くなる。
やってはいけない事をしてしまった時に、どう対応出来るか。
それが一番、大切なことなのではないかと思う。
私は未熟な親なので、もし逆の立場だったら、これはかなりきつい事だと思う。ご両親の態度は、心がきちんと込められていたし、自分の娘の事もちゃんと考えていらっしゃったと感じた。
最後に
「手土産もお持ちしませんで…」と母親が言ったけれど、それが本来の姿ではないかなと思った。そんな事に気が回らない位一生懸命に来て頂いたのだと思うから。
親って、つくづく大変だ。
それが親なのだと思うけど。
その後、ミドリは一心不乱にカードをケースにしまっていた。
「この事は、お友達には言わないようにしようね。」と言うと、最初は意味が分からないようだった。
説明していると、何だか危なっかしいが、色々一人で考えていた。
どうして話さないようにするのかは、分かったようだった。
ミドリはその子を責める気持ちは無いようだった。
結局、色々考える場面を与えられた気がする。
パートナーに詳細を伝えると、
「今日は大祓い。
だから、全部大祓いだったんだな。
その子にとっても、悪いものが全部祓われたんじゃない?
良かった、良かった。」
と言っていた。
うん。今年の半分が終わったのね。
気持ちがすっきりした。
小田さんの「たしかなこと」が聞きたくなった。
どのアルバムですか?と質問がありましたので…。
これです。ダウンロードでも今はゲット出来ますけどね!
今、我が家はパパが出張中である。
早くご飯を終えて、早くお風呂に入って、寝かせるまでが必死である。
そんな折、一本の電話が入った。
ナンバーディスプレーに名前が出ない。
でもご近所らしい番号ね、と思いながら受話器を取った。
「もしもし…私、お嬢さんの学校の…。」
ミドリの同学年の子のママだった。
無くなったカードを拾ってくれた子のママだった。
実は、カードケースは見つかったのだけど、中身は殆ど抜かれていた。お財布を落としたようなものだな、と諦める気持ち同様、やっぱり戻ってみると空け空けのケースは物悲しいものがあった。
それでもミドリは、余り何も言わなかった。
「あの、カードの事で、大切なお話があるのですが…。
これからお伺いしてもよろしいでしょうか?」
既にPM9:00近かった。
気づけばママの声は、涙声に聞こえた。
そのお宅にも偶然にもハナと同じ月齢の子がいる。
それでも、お話に来る、という事は…。ただ事ではないだろう。
待っている間、私は色々考えた。
何のお話かは聞いていないが、大体予想はついた。
ミドリに伝えると「何で来るの?」と驚いていた。
私は、相手の親の気持ちを考えると、かなり苦しくなっていた。
ご両親を伴って、ミドリのお友達がそこに居た。
まず、声を出したのは父親だった。
とても固い表情をされていた。
「申し訳ありません。」
深々と頭を下げられた。
父親は、詳細なお話を伝えてくれたが、母親が様子のオカシイその子が夕方から話し始めた内容にショックを受けて父親に連絡をし、親子でじっくり話し合ってから我が家に来てくれたようだった。
父親は急いで会社から帰ったとの事だった。
話を聞くのも切なかったが…きちんと対応して下さるご両親の姿勢は素晴らしいなと思っていた。
カードケースが無くなった当日、その子も一緒に探してくれていたとミドリは言っていた。
次の日、隣のクラスのその子が「カード見つかったよ。」と駐輪場に落ちていた話をしてくれた。
そしてケースは帰ってきたが、カードは殆ど抜かれていた状態だったのだ。
父親の話によると、置いてあったカードを見たその子は、(どうしても欲しい。)と思って一旦家に持って帰ってしまった。
次の日、悪いことをしたと思ったので、見つかったよと伝えた。
でも、欲しいカードがあったので抜いてしまい、束にして机の引き出しにしまっていた。
私はすぐに、その子に「良く自分から話が出来たね。」と伝えた。
すると母親は泣き出しながら、
「私が問いただしたからなんです。
実は先日、学校でこの子もある物を失くして嫌な思いをしたばかりだったんです。それなのに…こんなことをして、私もショックで…。」
持ち歩いていた家の娘も悪いので、それは家の子にも責任がありますから。
「男の子の間でも、カードが無くなる事が多いらしくて、その話も聞かせたばかりだったのに…本当に申し訳ありません。小さな地域の事なので噂が広がって友達が居なくなることを覚悟の上でミドリさんに謝りに来るようにと伝えました。」
えっと。そんな風に言ってしまうと…この子だって今とっても苦しくて辛い思いをしているだろうから。
母親は相当混乱していたのだろうと思う。その気持ちは分からなくはない。
本当にもう、私は苦しくなってしまった。
申し訳ないけれど。
だって、こういう時って、取ってしまった子供と両親の方が、絶対に辛いに決まっている。
ミドリは帰ってきたカードをみて嬉しそうにしている。
再び私はその子に話しかけた。
「黙っている間、辛かったでしょう?
でも、良く話してくれたね。ありがとうね。
もう、しないもんね?」
「はい。ごめんなさい。」
そしてミドリにも謝ってくれた。
ミドリも、「うん。」と言っていた。
3年生のする事。ちょっとした好奇心も強くなる。
やってはいけない事をしてしまった時に、どう対応出来るか。
それが一番、大切なことなのではないかと思う。
私は未熟な親なので、もし逆の立場だったら、これはかなりきつい事だと思う。ご両親の態度は、心がきちんと込められていたし、自分の娘の事もちゃんと考えていらっしゃったと感じた。
最後に
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親って、つくづく大変だ。
それが親なのだと思うけど。
その後、ミドリは一心不乱にカードをケースにしまっていた。
「この事は、お友達には言わないようにしようね。」と言うと、最初は意味が分からないようだった。
説明していると、何だか危なっかしいが、色々一人で考えていた。
どうして話さないようにするのかは、分かったようだった。
ミドリはその子を責める気持ちは無いようだった。
結局、色々考える場面を与えられた気がする。
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「今日は大祓い。
だから、全部大祓いだったんだな。
その子にとっても、悪いものが全部祓われたんじゃない?
良かった、良かった。」
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うん。今年の半分が終わったのね。
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現在更新は遅れ気味ですが、日々の日記としてブログを利用しています。
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無題
その子にはよかったと思う。
このご両親の気持ちは痛いほどわかるよ。涙を人前で止められないほどのショックも。自責の念も。
しばらくご両親も辛いだろうね。
でもちゃんとしたご両親のようだから、きっと大丈夫。
「お友達がいなくなるかもしれない」
それも、悪いことをしたら世間とはそういうものだということをしっかり子供に伝えていていいと思う。
ただし、自分たちは「見捨てないよ」。それがある限り大丈夫。
ほんととんでもない出来事って大祓いなんだな。
無題
子供たちが学んで成長してくれる事も祈るし、親のあり方とか…うーんもう!
学びの為には、どーんとこいっ!
(トリック、観にいきたいなあ…)