水分不足

　ツイッターでつぶやいた、美容師さんのお母様のお話です。

　現在美容師になって３年目と言う青年。
　先輩美容師の補佐的作業をしてくれていました。

　私の髪の毛を整えながら、

　まず最初の話題は、「お昼まだなんです」ということでした。

　彼は、最近自分が水分不足だと気付いたそうなのですが、
このところ仕事が終わる頃（ＰＭ１０時過ぎ）に頭痛が続いていたそうです。

　で、ふと思い当たったのが仕事中も余り水飲んでないよな～だったとか。

　一日1.5ℓは飲みましょう、と私が言うと、

　「え～？そんなにですかっ？」と驚かれました。


　若者よ、身体は大切にしたらどうだい？と思いながら、
世の中、おじいちゃんおばあちゃんだって「水分補給」心がけているのにね。

　
　お店の中は涼しいから、忙しいと自分の事は後回しになってしまうのって、仕事柄と言うか分からなくもありませんけどね。

　で、やっぱり身体の事とかって気を使われてるんですか？と聞くので、
ま～子供もいるし主婦だし～等と話をしていると、

自分の母親の話題になって行きました。

　「僕の母親って、すごいんですよ。
　何がすごいかって、あの、ご飯がね…作れないと言うかセンスが全然ないんです。

　例えば、ご飯を炊くにしても、何人だから何合とかが全然分からないし、
さじ加減が出来ないんです。とにかく、不味い。
　カレーライスって、誰も失敗しないですよね？

　家の母は、毎回味が違うんですよ（笑！）

　サラサラ～だったり、とにかくすごいんです。

　昔、僕一人っ子なんで、それが当たり前かと思ってましたけど、
弁当は全部冷凍食品なんでいいんですけどね、一度は、洗剤の味がするご飯が入ってました。びっくりして友達にも食べさせたら、すぐに吐き出してました、あはは。

　週に3日お鍋ってことも多くて、あれは料理じゃないですからね。」

　他にも包丁が上手く使えないとか、何でも洗剤で洗ってしまうとか。

　うーんと、
やっぱりね～主婦になったからって、誰もが料理上手って訳じゃありませんしね。


　ただ、話を聞いていると、多分本当にセンスが無いんだと思ったので、
お母さんって他に何をしているの？専業主婦じゃないでしょ？

　と聞いてみました。


　「あ、共働きで、家の母はピアノ教師なんですよ。」

　専門職の人なんだー。
　しかも一日に8人とか生徒さんがいて、
それは忙しいですよね。

　ご主人はそういうことも分かっているので、料理に関しては何も言わないそうです。
　　
　それでも、ちゃんと子供は育つんだー？
それに、あなたの奥さんになる人は、料理に対して文句言われないから幸せだよねー、と言うと、皆にも良く言われるそうです。

　お母さんの話題でトークしているときの彼は、
全然嫌味じゃなくて、すごく面白そうに、困ってるけど楽しんでいるようでした。
　「変なんですよねー家の母。ＡＢ型だし。」

　って言われたときには、（私もＡＢだけど？）って突っ込んどきましたけど。

　何だか良い親子だなーと思いつつ、
ほのぼのした気分になりました。

　ちなみに、我が家では辛辣な評価をするミドリなんかがいますから、
こういう可愛いママとの生活を体験させてみたいと思ったり…（生まれた時からだから無理だけどね～）。

　男の子って、やっぱり優しいんだなぁ母親には…って感じました。
　
　もちろん、「作らなくていいのに、何とか作ろうとするんだっ」て言ってましたから、ある意味息子には嬉しく有難い？ものでしょうし。

　毎日のご飯が美味しくないのは、まあ確かに困るかもしれないけど、
今の彼女は、ちゃんと美味しいご飯を作ってくれるそうですよ。

　

Ariaのタローデパリブログにも来てね！


　今も尚、原発でお仕事をされている方々に、感謝の光を届けましょう！