限界はあるのか？

　休日の過ごし方は色々あるけれど…
ミドリは前の学校のお友達と、スポーツセンターのプールに行った。

　出かける時にハナが一緒に行きたがったので、自転車で付いて行く事にした。
　保育園で毎日思いっきり遊んでいるハナは、家の中にずっといるのも大変である。

　連れて行ったはいいが、ミドリがお友達と「バイバーイ。」と言ったとたんに泣き出すハナ。
　学校へ行く時は納得しているのに、今日は駄目らしい。

　しばらく、プールを見学室から見ていることにした。
　3階がクーラーも利いていて、自由に見学出来るので助かり、

　「あそこにオネーチャンいるねえ。」と話しかけていると、
「ハナも行く！バシャバシャ行くの！」と騒ぐ。
　やぶへびであった。

　どうしたもんかと考え、近くの遊園地に。
　暑いから遠慮したかった私であったが、もうここまで来たらGoGoである。

　夏休みに入った事もあり、混んでいるかと思ったら…
暑い遊園地より皆プールなのかもしれない。結構空いていた。

　2歳児でも遊べる遊具があったので挑戦！

　←ふわふわのマットの上に乗ってます

　5分間で思い切り走り回り汗をかいたのに、
すぐに隣のボールプールへ走って行った。

　え？大丈夫なの？と思いつつ。
　お遊戯券2枚を係りの人に渡した。

　ボールプールの5分って短いような気がしていたが、
実際に暑い夏には大変な運動量ではないかと感じた。

　それなのに、まあ、止まる事を知らないハナのパワーであった。

　実はその前に、ふれあい動物園でモルモットを抱っこしたり餌をあげてきていた。
　羊の広場に自分から入って、なぜか柵の前に立って、

　「ハナ、これ（ひつじのこと）、こわくないもん。」
と言っているが、触ろうとも近づこうともしなかったが。
　何がしたかったんだろう？ハナよ。

　親にしてみると、チビを連れて歩いているだけでも暑い。
　動物を触れば手を消毒させ、要所要所は抱っこ。忙しいのだ。

　同じように暑いはずのハナ、二つの遊具体験を終えて、もういい加減疲れたろう…と見ていると、出たとたんに次のコーナーに走る。
　完全にやる気満々なのだ。

　しかし、そこからは、5歳児以上しか入れない。

　やる気満々のハナは、もうやる気満々なので、
駄目だという選択肢を受け入れられずに泣いていた。

　髪の毛は、三つ網にしているのに、濡らした様に汗をかいている。
　もう帰って洗ってあげたいのに。
　全力で泣いているので、もっと汗だく。

　いやー、子供のパワーって、本当に凄い。

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　夜になって、「ウルルン」を見ていたら、タヒチアンダンスであった。
　昼寝もしていたハナは、テレビに合わせて腰を振って踊っていた。

　これが結構上手い（親ばかですか）。
　2歳児が腰を振って踊っているのって、とても面白い。
　
　本当に身体を動かすのが好きな娘である。子供って凄いな～。