直感力

　現在、ミドリは後期試験中なのですが…
寝不足でバテバテな感じです。

　明日は音楽のテストもあるらしく、アルトリコーダーを練習しておりますよ。

　毎日必ず、それも突然、

　「（タローデパリの）カードひ～か～せ～て～。」
とやってきます。

　何を聞くか？と言いますと、

　例えば、早く寝て早く起きる（9時に寝て3時に起きる）のと遅くまで勉強やるのどっちがいいのか？

　とか、

　３つの科目のどれから勉強しようかな？

　とかそんな感じです。

　私の言葉そのままだと素直に聞けないお年頃ですが、
カードに沿った言葉になると、すごく信頼しているみたいです。
　その辺が、まだ中一の可愛らしさなのかもしれません。

　最近は時々、「あ、これ、こういう意味じゃない？」と言ったりもします。感じたことは、そのままそれで良いので私も否定しません。
　そういう意味では、親子の会話ツールとしてもグッドなのです。

　
　今日ちょっと面白い事がありました。


　試験が終わった後なので、テストの結果の話をしているミドリを
見ていたら、私の心の中に
　「六」という数字が浮かんで来ました。

　歴史のテストをしていたのですが、私は範囲など全然知りません。

　でも、これ回答なんじゃないかな～と感じたので、

　「ねえ、今日の問題の答えに六が付く物なかった？」
　と聞くと、暫く考えて、

　「え？…漢字の六？ああ…それそれ、答え分からなかったんだよ。」
とミドリが言います。

　私はそれが何なのか、分かっているのですが、あの役職の名前だよ～と分かっているのですが「六」しか浮かびません。

　（あ～あの漢字５文字のさあ！！あれあれ）と叫びながら
自分のボケなのか物忘れにイライラしながらも、

　「六波羅探題」！とやっと出て来ました。

　
　ミドリは、「ああ、答え書けなかったんだよねえ。書けば良かった…。」と自己反省をしているのですが、

　そこじゃなくて、
　お母さん何も聞かずに浮かんできたって凄いでしょ～？？

　何かさ～ミドリの後ろの誰かが、この問題が出来てなかったって教えてくれた気がするんだけど～（＾＾）と言った私の言葉に、

　「んも～。」と言いながらも
それなりに納得している感じでした。

　直感の力を信じて使っていってくれたまえよ。
　タローデパリを使いたがるのは、素直に言えない自分の気持をカードが表していると経験的に感じ始めているからのようです。
　子供達は頭が固くない分、使いこなすのも早いでしょうね。

　それにしても「六波羅探題」なんて、歴史の番組を見ない限り、私の頭にほとんど登ることもないんですけどね。

　あと一日、頑張れミドリ。

　あ、明日はハナの遠足だわ。お弁当なんだわ。
　

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