感謝の心

　最近はじめた事であるが、

毎朝、手を合わせ感謝の気持ちを述べるようにしている。
　心の中で。

　何故始めたのか良く分からないが…
「神棚」はないので、お香を焚く場所にお水を供えて、
身近な人、近所の人…日本・地球・宇宙～と何となく繋げて行く。

　朝は忙しいのでつい忘れてしまう時もあるが、思い出した時にするようにしている。

　「感謝をする」と感謝が戻ってくるらしい。

　それは、どんな波動にも言える事だと思うけれど、
なぜ、そういう行いを始めたのかと言えば、
つい日常に感謝の気持ちを持つ事を忘れてしまいがちだから…だったかもしれない。

　頭で分かっているのに、
日常の感情に流されてしまう自分の愚かさを良く見つける。

　面倒くさがりの私なので、やらなければいけない事という風な考えだと反発をしてしまう事もある。でも、この『手を合わせる』という事は自然と始められた。
　
　多分、既に他界している私の父親が、毎日神棚に手を合わせていたのを見ていたからなのかなーと感じている。
　親の背中を見て子は育つのだと自分で実感してしまった。

　ハナの保育園の説明会でも、そんな資料をもらった。

　子供は、親の行動を「じーっと」見ていますよ、と。


　そうなんだ。子供は親の影響を嫌でも受ける。

　そうなんだよね。

　見本になるような行動をしたいとは思うが、なかなか上手く行かない事も多い。
　でも、私が手を合わせているのをミドリが時々見ているが、何も言わない。
　興味がないのかもしれない？が自然に受けとめているのかな、と思う。

　毎日毎時、感謝の気持ちを持って生活していたいのは山々であるが、育児に追われ、こればっかりは感情に囚われてしまう事も多い。
　子供は、本当に親の感情を揺り動かしてくれる生き物だ。
　それこそ、私の学びの為にやってくれているのだな、と冷静になると実感する。正に有難いことなのであろう。うん。

　そういう事で、私は一番やりやすい方法で、感謝の気持ちを持ち続けるべく手を合わせている。

　習慣になれば、日々常にそんな気持ちで過ごせるといいなーと思う。

　現在の所、リバウンド（体重ではないけど）もある。
　実生活でイライラが爆発する場面もあるのである。

　これも溜め込んだ感情を手放しているのかもしれない。
　大切な瞑想の時間を取る事が出来ない場合、手を合わせているだけでも、多少なりとも効果がありそうだ。

　毎日毎時、紡ぎだす自分の想いが現実を造っているのだとしたら、やっぱり不要な感情はドンドン手放してしまいたいと感じる。
　不自然ではなく。

　まったくもって、未だに未熟者の私であるが、
出来る限り感謝の気持ちを日々忘れない為にも、御香とお水での時間を大切にしたい。