子供の生霊ちゃん

　タイトルを可愛く表現したかったのですが、
霊がと付くと、そんな感じはしませんね。

　えー、ちょっとしたエピソードを。

　昨夜もハナの高熱は続き、熱の為か夜中に肌を痒がってました。


　私も寝ぼけながら対応していましたが、パートナーも気になって様子を見ていた模様です。

　突然、

　「〇〇ちゃんって誰？」と聞かれたので、

　んー？思いつくのは…

　「〇〇の娘だよ（4歳）。」と答えた私。

　すると、

　「パパとママが大変だって言ってるけど。」


　寝ぼけながら、
　「あ～あそこ、確かに大変だって言ってるよね。」
そう言いながら、ハナが静かになれば寝入るのが勝ち。


　それで今朝、パートナーにそのことを問いただしたところ、痒がっているハナの背中に手を当てた途端、その子が話しかけてきたそうです。

　何故夜か？と言えば、それはもちろん寝ているから。

　随分前に、私の友人が大変だった時期に、息子ちゃん（当時3歳位？）が我が家の寝室に立っていて（考えると、ちょっと恐い？）
　「お母さんを助けてあげて」と言っていたこともあったのです。
　もちろん私が視たわけではございませんが。

　その時期、ハナはかなり愚図ってました。夜泣きとか。
　
　そういえば、どちらの子も、我が家で遊んだ事がある数少ないチビちゃんですねえ。

　二人とも自分の親の心配をして、寝ている時に飛んできているということなのでしょうか。

　感動的な話ではありますが、そんなに良いことではありません。
　寝ている間とはいっても、本当は身体と精神を休めるのが大切なので、来る所が違うっちゅう話ですね。

　だって、ハナの所に来たって何もしてあげられないのですよ。
　わが子は、ただでさえ具合が悪いのですよ、ちゃんと諭してあげたのでしょうか、パートナー。

　それにしても、本当に、子供は親の事が大好きで心配でたまらないのですね。出来るだけ夫婦は穏やかでありたいと思われますが、親にだって色々事情がある訳です。
　その辺で、子供の人生にも影響が出るのは確かでしょう。

　子供の立場で言えば親には笑っていて欲しい。
　親の立場で言えば、いつも笑っていたい。

　でも平穏なだけではない人生な訳ですよね。

　親も子供の気持ちを察知してあげること、これだけは大切な事だと思います。
　親が辛いのは自分のせいだと思ってしまう子供は多いです。
　そこだけでもフォローできたら良いのですけど。